特別インタビュー

2008-10-28 Tue

谷口元/エイベックス・グループ・ホールディングス国際戦略室取締役室長

 

新しいアーティストが自分のブランド価値を高めて世界へ飛び出そう!

今回はエイベックス・グループ・ホールディングス/国際戦略室取締役室長谷口元さんににお話を伺いました。

インタビュー

--エンターテイメントで海外と日本の違いなどは?

日本のエンターテイメント界が素晴らしいことは、アーティストをはじめ、業界の仕事に 携わる人が職業としてつまりプロフェッショナルとしているところです。世界でみればのレベルの高い話しなんですよね。まだまだ他の国では産業になってないところもあるし、現時点でアジアの中で商業的に考えると日本市場を外しては考えられないし、そこでちゃんと売り出す機会を作れる、それがavexであることを私は誇らしく思っています。


--世界で活躍するにあたって大事なところとは?

逆な見方をしてアジア全体とし て考えると日本のようにCDや配信も含めて、パッケージ化したものを売るというビジネスになっているのはすごく少なくて、他のマーケットをみるとアーティストさんとかタレントさんが実稼働をするのが主流になってます。ということは演技ができる、歌が歌える、オーディエンスの心をつかめるっていうところで真価が問われるので、日本に限らずマルチテリトリーなアーティストを目指すのであれば、そうした実稼働ができる事が重要になってきますね。


--オーディションにのぞむ方へ向けてavexとはどんなところか?

avex の魅力の一つですが、音楽だけではなく、映画とのコラボレーション、TVコマシャールとのタイアップなど、露出の機会を作っていくとかブームを作っていく ことができると思います。例えば、CDのパッケージで大塚愛であれば絵本もついてます、なぜなら絵を描く才能があるから。俳優さんも同じで日本の映画やド ラマに出演するだけではなくて海外へ機会を伺っていたりする。
マルチで才能を持っている人であれば自己表現の場を広げていけることを一緒になって 考えていける、そういう事に長けている会社だと思います。長い間エンターテイメントの一線で活躍することを目指してこの業界に入ってくるでしょうから、可能性をできるだけ広げてあげたいと思います。


--国際戦略室として今後取り組んでいかれるところとは?

今後、中国では産業の量も質も膨らんでいくと思います。良い悪いは別にして、今はこのクオリティのものしかない、けれども付加価値がつけてしまうと別の市場を形成 するんですよ。そこで今までは中国ではなかった日本フレーバー、ひいてはavexフレーバーのもので何か違うものを出していければと思います。例えば中国でavexブランドをつかうというより、新しいアーティストが自分のブランド価値を高めていく、そうすることでavexブランドを引き上げていくという 二人三脚になっていくと思います。