特別インタビュー

2008-11-10 Mon

大谷靖夫

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"つくること"を好きでい続ける!

中学生の頃よりキーボードを始め、高校卒業後プロを目指して上京。 音楽専門学校時代に制作した自主制作CDがプロ デューサーの耳にとまり、dreamの代表作である「reality」や「My will」に採用され、作曲家としてデビューを果たす。

インタビュー

--中学校の時に音楽を始めたきっかけは?

もともとはいとこの影響でオーディオに興味を持ったんです。その流れで音をつくる側に回りたいなと思ったんですが、その当時、ツールとして一番新しかったのがシンセサイザーで、キーボードをやることに。主にX-JAPANさんのコピー・バンドをやっていたんですが、オリジナルの曲もそのバンド用につくって、文化祭なんかでやってました。


--高校卒業後、プロを目指した動機は?

とにかく楽器を触ることが好きだったのと、演奏するだけじゃなくて、曲を考えるこおとが好きだったんですね。プロになる動機と言われるとその好きって思った瞬間がそうですね。“好き”でやってきて今に至るという感じで、大きなきっかけというのはなかったです。あえて言うならばプロとして最初の曲をつくったときですかね。


--曲をつくることのどういった部分が好きなんでしょう?

うまく表現できないんですけど、シンセサイザーをプログラミングしてて、アレンジメントを、独学ですけど、勉強していく中で、だんだん好きになっていったんです。例えば歌ものだとヴォーカリストがメインなので、アレンジとかっていうのは背景だったりする。その背景から固めていったりするところが何か好きなんですね。


--専門学校時代はどんな活動をされてましたか?

ヴォーカルの女の子と2人でユニットをつくってました。ヴォーカリストだったり、ギタリストだったり、他のミュージシャンの勉強をしてる人たちと接していくことが今の力の源になってますね。当時は、そのユニットでの活動に夢中で、その後のことなんて考えてなかったんですけど、たまたまエイベックスにデモテープを送ったら、次の日に連絡がきて。イメージとしては、テープ送ってから何ヵ月後かに突然返事が来ることを予想してたんです。それが“すぐ来て。曲つくって”って。世界観がまったく変わってしまいましたね(笑)。


--曲づくりをする時に心がけていることはありますか?

自分の中で曲のイメージをしっかりつけてから、つくり込むって感じですね。例えばヴォーカリストがいたら、その人の声がこのメロディにのってきたらどうなるんだろうっていうことをしっかりイメージした上でつくり出すようにしてます。実際のつくり込みは、曲を弾きながらです。楽器は基本的にキーボードですが、たまにギターを使ったりもします。


--プロを目指してる人にアドバイスするとしたら?

つくるということを好きでい続けることだと思います。自分なりに楽しさを見いださないと。やってて自分がつまらないと良いものはできないと思います。


--何か感覚が降りてきたりっていうことは?

ありますね。300までいかない位の曲を書いてますけど、その中で2回ほどあります。3分ぐらいで1曲できてしまったんですけど、自分でつくってる感じはしなかったですね(笑)。


--曲をつくるために自分で大切にしてることってありますか?

いろんな音楽を聴くってことと、音楽をしていない時間にどういう風に楽しんでるかってことですね。曲づくりっていうのは生活とつながっていて、落ち込んでたり、弱っちゃってる時って物事を考えられないじゃないですか。楽しいことの延長線上でやっていけば、良いヴァイブレーションの中で作曲もできると思うんです。だからというわけでもないんですが、ストレスのない生活をっていうことで、去年から田舎くらしをしてるんです。


--今後やってみたいこととかありますか?

もう1回、自分でもバンドをやってみたいですね。デビューしたいっていうのとはちがうんですけど、いろいろミュージシャンの方と知り合うようになって、“ちょっとやってみたいね”って盛り上がっているんで。そんなオオゴトではないです(笑)。